RYUTist HOME LIVE #174『大石若奈卒業ライヴ』@新潟SHOW!CASE!!

■概要

  • 公演名:RYUTist HOME LIVE #174『大石若奈卒業ライヴ』
  • 日時:2016/04/17(日)13:30開場/14:20開演
  • 会場:新潟SHOW!CASE!!
  • 出演者:RYUTist(五十嵐夢羽、宇野友恵、大石若奈、佐藤乃々子)

■セットリスト

00. RYUTiswing take2
01. 太陽のシルエット
02. 冬・夏の魔法メドレー(冬の魔法→夏の魔法)
MC:自己紹介
03. カラフル・ミルク
04. それはまた別の一日
05. still doll(分島花音カバー)
MC
06. RYUTist! ~新しいHOME~
07. Arrivals and Departures
08. Zero and Perfect Moon ~変わらない想い~
MC
09. ありがと3メドレー(哲学するのだ→嵐は日曜日→どっぺり坂→Bitter Pain, Sweet Revenge→哲学するのだ)
MC
10. 若者のすべて(フジファブリック カバー)
11. Shooting Star(KOTOKOカバー)
12. 神話
【アンコール】
13. サイコアナルシス(EGO-WRAPPIN'カバー)
14. スロウダンス
15. Beat Goes On! ~約束の場所~
16. ラリリレル

■感想

「第二期RYUTist」最後にして最高のライブ。

RYUTist(リューティスト)は新潟県のローカルアイドル。2011年5月に5人グループとして結成され、翌年現メンバーの4人組となったのちも新潟を中心に活動を続けています*1

2014年に彼女たちと“出会って”以来、毎週おこなわれる定期公演「HOME LIVE」を地元(ホーム)である新潟・古町で観るのがひとつの目標で、もともとこの四月には行くつもりだったところに、メンバーのひとり大石若奈(わっかー)卒業の知らせが飛びこんできたのが三月上旬。ようやく念願かなうのが、現体制のRYUTistを観られる最後の公演でとなってしまいました。

会場入り口でファン有志の配るサイリウム*2をもらってから入場。かなりいい整理番号が取れていたので、会場では椅子席2列目を確保(椅子席の前に敷かれたブルーシートが親子&関係者席になっており、実質4列目)。想定以上に関係者(メンバーの親族)が多くつめかけたらしく、前方もぎゅうぎゅう、うしろもいっぱい、会場全体が超満員でした。

そのせいもあってか、ライブは20分以上押しでスタート。出囃子である「RYUTiswing take2」が流れると、いつものように一番手としてわっかーが登場します。照明に浮かびあがるこのシルエットが観られるのも、きょうが最後になるわけで。

ライブ本編の一曲目は昨年発売した1stアルバム『RYUTist HOME LIVE』収録の「太陽のシルエット」。四人の衣裳は、そのアルバムリリース時によく着ていた上が白の半袖、スカートが紺色の落ち着いた印象の服でした。曲の途中で宇野友恵(ともちぃ)が入れてきたフェイクの見事さにまず驚かされます。

続けて「冬の魔法」「夏の魔法」の姉妹曲をつなぐ鉄板メドレー。メドレーといっても二曲ともほぼフルサイズで、四人がくるくるターンしながら「夏の魔法」の立ち位置につくさまは、本当に冬から夏に季節が巻き戻ったかのよう。4か月観ないあいだに、RYUTistは歌も踊りもさらに進化していました。この時点で、来てよかったと心から思えました。

3曲歌ってMC、というのがこの日の基本的な構成で、ここで自己紹介がはいります。わっかーが最後に選んだ字は「柳」*3。グループ名の由来である新潟の古名「柳都(りゅうと)」の「柳」でした。

第二ブロックは、最年少メンバー・五十嵐夢羽(むぅたん)がとにかく大好きな「カラフル・ミルク」、アルバム曲「それはまた別の一日」、椅子を使って歌うカバー曲「still doll」(本来はわっかーのソロ曲ですが、本日はともちぃとむぅたんがバックダンサーを務めるスペシャルver)ときて、ふたたびMCに。「カラフル・ミルク」は新潟県産牛乳のタイアップソングなのですが、本日その牛乳の差し入れがあり、終演後にふるまわれるというアナウンスがリーダーの佐藤乃々子さん(のんの)からありました(失念していて、もらわずに帰ってしまったのが悔やまれる)。

ここまでは、映像で何度も観ていた「いつものHOME LIVE」そのものの雰囲気を楽しんでいましたが、次のブロックからこちらの心境にも変化が。「Arrivals and Departures」は個人的に特に大好きな一曲で、歌ってくれたことに大喜びしていたのですが、この日このシチュエーションで旅立ちについての歌詞*4を聴くうちに、自然と涙が出ていました。むぅたんの歌唱力が全体的にアップしていて、落ちサビの破壊力が増していたのが、よけいにね。

三度目のMCでは、本日のセットリストはわっかーが考えたものであること、このブロックの3曲はそれぞれ「グループ初のオリジナル曲(RYUTist! ~新しいHOME~)」「結成一周年記念の曲(Arrivals and Departures)」「結成二周年記念の曲(Zero and Perfect Moon ~変わらない想い~)」だから選んだことを説明。笹だんごのゆるキャラササダンゴンの乱入などほのぼのする場面がありつつも、しだいに「卒業ライブ」らしさが前面に出てきました。

一周年、二周年と来たので、当然お次は結成三周年記念に作られた「ありがと3メドレー」。当時6か月連続でリリースしたシングルから4曲を選んで作られた12分超えの大作メドレーで、もちろん生で観るのは初めて。よく練られた曲のつなぎ方とパフォーマンスに、ただただ圧倒されました。わっかーのダンスの技量は知っていたはずだけど、それは早合点で、こんなにもしなやかで優美な動きができることに、遅まきながら気づかされたという。この日のわっかーは終始笑顔で、所作がとても美しかったです。

ふだんならそろそろ本編が終わる頃合ですが、MCをはさんでまだライブは続きます。流れてきたメロディは、あらゆるアイドルのカバー曲の中でも三本の指にはいるくらい好きな「若者のすべて」。夏の終わりを歌うこのフジファブリックの名曲カバーは、原則として夏にしか披露されないため、まさかこの時期にやるとは思いもしませんでした。一心に聴き入っているうち、やっぱり、いつのまにか泣いていた。まいったな、まいったな。

続く「Shooting Star」はKOTOKOの人気曲。これもいつか聴きたかったカバーのひとつだけに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして本編ラストの曲となったのはアルバム曲中で屈指の人気を誇る傑作「神話」。この歌は「歌う」というより「演じる」といったほうがしっくりくるくらい振付にもドラマ性を感じる曲なので、息をひそめてただ四人の一挙手一投足を、じっと眼に焼きつけるように見入りました。フェードアウトの余韻をそのまま受け継いで、四人はいったんステージから去ります。

まだ暗い場内に響く、わっかー推しのファンからのお願い。アンコールの声出しに選ばれた言葉はもちろん「わっかー」でした。微力ながら自分も声をはりあげてコールに協力。やがて数分後、チェック柄の衣裳に着がえてきたメンバーがふたたび出てきました……わっかーとのんののふたりが。

アンコール一曲目は、RYUTistのカバー曲レパートリーの中でも人気の高い「サイコアナルシス」。これも本来はわっかーひとりで歌う曲なのですが、のんのが一緒に踊るという、きょうこの日かぎりの特別仕様でした(振付もわざわざ作ったのだそう)。ところが、さらなる「きょうこの日かぎりの」とっておきがこのあと控えていたのです。

残るふたりもステージに現れ、チェック衣裳になった四人がそろったところで、なんと新曲を歌うことに。その曲の名前は「スロウダンス」。わっかーがアイドルとして過ごした五年間、そしてこの先の未来への想いが歌詞*5と振付に凝縮された珠玉のナンバーでした。この四人で歌うことに意味がある一曲なので、再度人前で披露されることはないでしょうが、多くの人が観られるかたちで映像記録が残ることを願います。

たとえRYUTistファン歴は浅くとも、おそらくあと二曲でライブが終わることは予想がつきます。その二曲がなんなのかも。案の定、休む間もなく想像どおりに「Beat Goes On!」が始まり、場内の盛り上がりは最高潮に。はい、全力でコールしました。

ここでMCになり、わっかー単身での最後の挨拶。スタッフ、ファン、そしてRYUTistを続ける三人に向けて、誠実に、丁寧に感謝を述べます。何ひとつ特別なことは言ってないけど、それだけに嘘のないことが伝わる心からの言葉を。

最後の曲フリもわっかーでした。一瞬言葉につまりつつも、「皆さんと楽しもう」とあくまで笑顔をくずさずに。本当に楽しかった時間をしめくくるのは、RYUTistの代名詞であるアンセム「ラリリレル」。これも最後の発動となる柳都MIX・改*6を思いきり叫び、四人のすべてに見とれ、聴きほれているうちに……174回目のHOME LIVEは終わりを迎えました。

メンバーが去ったステージに幕が降りると、その幕に投影されたのはわっかーの、RYUTistのこれまでを振り返る映像。オーディション時とおぼしき姿から、つい数日前と思われる姿までが、「ラリリレル」のピアノ音源とともに流れていきます。

映像が終わり、場内の明かりがついてから、眼をこすりつつあたりを見ると、大半の人が泣いていました。椅子に座ったまま立ち上がれず顔をおおっている人、隣の人にすがって号泣している人も。PA卓の脇にいるスタッフの眼にも光るものが見えました。本当にいいライブ、あっぱれな卒業ライブでした。

そのあと、特典会の前にファン有志によるお別れセレモニーがおこなわれます。こうしたサプライズ企画のたぐいは規模の大小を問わず、運営主導でおこなったほうがいいと自分は考えているのですが、このときの皆さんの仕切りは徹頭徹尾お見事でした。送るほうも送られるほうも、やりきったように、いち傍観者としては思います。

こうしてブログを書いていて、あの幸せな時間はどうして生まれたのか改めて考えてみると、結局のところ、旅立っていくわっかーも、続ける三人も、スタッフ・関係者も、家族も、ファンも、あの日あの場所に居合わせたRYUTistに関わるすべての人たちが、抱いていた気持ちが同じだったからにほかならないのではないかと。「ラリリレル」の歌詞にもあるたったひと言、ひと言だけを、みんながわっかーに、わっかーがみんなに伝えたかったのだと。

自分もです。

 

ありがとね、ほんとにね。

 

 

 

 ……で、この翌日、新メンバーとして後輩である横山実郁(みくちゃん)の加入が発表されたのは皆さんご承知のとおりです。てっきり三人で活動していくものだと思っていたので驚きましたが、運営の発信する続報を知るにつれ、新生「第三期RYUTist」をじかに観るその日が、いまではとても楽しみです。また、古町で会いたいな。

ryutist.jp

*1:県外での活動は多くて年に10回程度。

*2:わっかーのイメージカラーである紫色のもの

*3:大石若奈さんはライブ出演時に必ず右てのひらにひとつ文字を書くのです

*4:Arrivals and Departures|RYUTist(りゅーてぃすと)

*5:スロウダンス|RYUTist(りゅーてぃすと)

*6:メンバーの名前がはいる「ラリリレル」専用のオリジナルMIX。

nanoCUNE(ナノキュン) FairyCircle "GURUGURU TOUR" 2015-2016 FINAL@赤坂BLITZ

■概要

  • 公演名:nanoCUNE FairyCircle "GURUGURU TOUR" 2015-2016 FINAL
  • 日時:2016/01/01(金)18:00開場/18:30開演
  • 出演者:nanoCUNE(大原歩、門田茉優、西岡亜弥実)

■セットリスト

オープニングSE
01. 最強刹那
02. 嘘つきライアン
03. もやモヤ!DAY BY DAY
04. TARA-REVA
05. 晴れルヤ!
MC
06. テンプラ
07. ミイラ男とフランケン
08. Shooting Star(大原歩ソロ)
09. ルンルンる~ん(西岡亜弥実ソロ)
10. For U(門田茉優ソロ)
11. 待ちぼうけ
12. 馬耳豆腐
13. 可憐に咲く、マーガレット
MC
14. 抹殺ロック
15. 無問題
16. 悲劇のマッチョマン
17. SOS
MC
18. ふらいあげいしょん
19. 摩訶アイス
20. グルぐるあーす
21. TVいーじー
【アンコール】
22. ここで育ったSweet
23. 衝動DAYS

■感想

三人体制のnanoCUNE、ここにチューンナップ完了。

2016年最初の現場は昨年メジャーデビューした愛媛のローカルアイドルグループnanoCUNE(ナノキュン)のツアーファイナル。最前列に行ける整理番号でしたが、nanoCUNEは振りコピしているのがいちばん楽しいので、最初のバーを背にするくらいの位置に終始いました。元旦ということもあり、客入りはそんなでもなかったけど、おかげで存分に動けてめちゃくちゃ楽しかった。

今回のツアーでおひろめされた新曲「最強刹那」*1も安定の超良曲ながら、同じくツアー初披露のあやみちゃんソロ曲「ルンルンる~ん」がかわいすぎました。「好きな人と出かけた遊園地は大混雑で、ずっと列に並んでいるけど並んでいるあいだも好きな人と一緒だから大切な時間なんだ」的内容の歌詞がたまりません。

まゆちゃんの歌唱力の伸びがいちじるしいのは通っている人ならご承知のとおりですが*2、ほかのふたりも確実に成長しています。それはパフォーマンス面だけでなく、例えば「摩訶アイス」でアオリを入れるようになったり、MCもちょっとずつ内容が充実してきていたりと、さまざまな面で進化していて、そのことを実際感じ取れたのがうれしかった。

昨年、木下こころちゃんの体調不良による卒業というアクシデントを経て三人体制となったnanoCUNE、今回のツアーは三人体制への本格的な移行作業も兼ねていて、ファイナルの赤坂BLITZでチューンナップが完了したのかなと。楽曲よしパフォーマンスよし人柄よし、個人的には手放しでおすすめできるグループなので、今年はもっと多くの人に「見つけて」もらいたいと思います。

*1:入場特典としてこの曲が収録された非売品CDがもらえた

*2:最新シングル「グルぐるあーす」初回盤に収録されている40分近いライブトラック「20150828 FairyCircle -Live Edit-」を聴けば一発でわかります

さくら学院2015年度転入生予想

 

転入生予想してみましょう(さくら学院オフィシャルブログ「学院日誌」)

 

TOに焚きつけられては挑まざるをえない。

 

今年は5月6日(水・祝)に恵比寿ザ・ガーデンホールにておこなわれる、さくら学院転入式。成長期限定ユニット・さくら学院2015年度の始まりを告げる大事なイベントですが、ここでの二大トピックスが「2015年度生徒会役員人事」「2015年度転入生のお披露目」であることは、父兄(ファン)ならばご存じのとおりです。

本日はそのうち後者、「2015年度転入生のお披露目」で紹介される転入生が誰なのかを、自分なりに予想してみたいと思います。

●何人はいってくるのか?

2015年4月1日付でさくら学院に在籍しているのは磯野莉音大賀咲希白井沙樹倉島颯良、岡田愛、山出愛子の6名。この6名というのは2010年の開校以来最少の人数となります。 さくら学院のパフォーマンスの核であるフォーメーションダンスは、ある程度の人数がいることを前提に作られたものです。MIKIKO先生が手がけた振付で魅せるには6人では少なすぎるし、8人でもちょっと不安、最低10人は必要だ……というのが個人的見解であり、また多くの父兄に賛同してもらえるところでしょう。

10-6=4。

今回の予想は「4人、転入生がはいる」という仮定のもと、おこないたいと思います。

●転入生候補者の条件

これまでのさくら学院転入生は「転入する時点でアミューズに所属していて、小学5年生から中学1年生だった女性」から選ばれています。ただ、もし過去最多となる4人選ぶのであれば、ある程度の条件緩和も考えられます。具体的には年齢。育成機関であることを踏まえれば、上にあげて二年間しか在籍できない中学2年生を入れる……というのは考えづらいですが、下にさげて小学4年生を入れる可能性はありうるのではないでしょうか。

そこで、2015年4月1日付でアミューズ公式サイトでキッズとして登録されている人のうち「2015年度に小学4年生から中学1年生になる女性」をピックアップしたところ、24名が該当しました。

……ところが、その後4月半ばにおこなわれたページの更新で、このうち4名の個人ページが削除されました。なんらかの事情で事務所を辞めたものと思われますので、この4名は候補からはずしてよさそうです。残りは20名

●予想その1

ここからが転入生予想本編です。ではまず、20名を一覧で紹介しましょう。

 

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先ほど触れた4月半ばの更新で、この20名のうち16名のプロフィールから「体重」の項目が削除されました。じつは去年、(さくら学院在校生にはもともと体重の項目がないことに合わせ)同項目が削除された倉島、岡田の二名がそのまま2014年度転入生となった経緯があります。

 

では、削除されなかった4名について見ていきましょう。

まず小4のふたり、高木さんと根岸さんに関しては、プラスとなるような情報も見つけられませんでしたので、年齢のこともありますし単純に除外してよろしいでしょう。これで残りは20-2で18名

 

次に、中学1年生の川床明日香、宮原響の両名について。確認してもらえばわかるのですが、このふたりのプロフィールにも体重の項目はありません。じつは彼女たち、4月以前の段階で体重の項目が削除されているのです。そして、ほかの18名と違い、4月半ばにはページが更新されていません。

これはおそらくふたりが雑誌『ニコラ』のモデル(ニコモ)になったことと関係があるものと推測されます。もっと年齢が上のニコモが、同じタイミングで体重の項目がなくなっていることが確認できたので間違いないはず。 そもそもニコモはかなり忙しい仕事と聞いていますし、選ばれている時点でさくら学院との兼任はほぼ不可能でしょう。この二名も除外できると判断しました。18-2で残るは16名

●予想その2

ここまでは順調にいきましたが、さてこの先が難しい。

いったん視点を変えて、逆に有利な条件を考えてみたいと思います。それはずばり「ちゃおガールオーディション出身者」であること。

マンガ雑誌『ちゃお』の誌上モデルである「ちゃおガール」ならびにそのオーディションは、これまでさくら学院在籍者を何人も輩出してきました。2014年度転入生ふたりも現役ちゃおガールです。 いま残っている16名のうち、ちゃおガールオーディション出身者は4人います。

  • 加藤結(中1) 2013年準グランプリ
  • 小林もも(中1) 2012年準グランプリ
  • 新谷ゆづみ(小6) 2014年準グランプリ
  • 宮田くるみ(小6) 2014年グランプリ

あれ、ちょうど4人だ。じゃあこの4人をそのまま入れちゃえばいいや……という結論ではあっさりしすぎているので、もう少し考えてみましょう。

 

過去の転入式は、在校生のみでのパフォーマンス(ライブ・コントなど)→転入生紹介→生徒会役員任命→在校生+転入生のパフォーマンスという式次第でした。今年も同じはずで、ただいま転入生は猛レッスンの真っ最中のはずです。一二曲とはいえ、さくら学院の振付は難しいですからね。だから、ほかの仕事をやっている余裕はないはず。つまり、現時点でほかの仕事をしている人が転入生である可能性はきわめて低いと考えられます。

上にあげた4人のうち、加藤結さんは「仮面ライダードライブ」への(不定期)出演が決まっています。

http://amusekids.amuseblog.jp/blog/2015/03/post-96d3.html

それからちゃおガールのブログを観るかぎり、小林さん、宮田さん、それに加えて麻生さんもちゃおの仕事をメインにしているようです。

『なっちゃん!ベジ』誕生♪|ちゃおガール GO!GO!ダイアリー

昨年の倉島さんの例もあるので一概には言えませんが、この4人に関しては可能性が低い(少なくとも加藤さんはほぼ除外される)のではないかと。いちおう16名→12名に絞ってみたいと思います。

●予想その3

なんとか12名まで絞ったものの、正直これ以上消去法で選ぶのは限界なので、もう、この中でプラス要素があると思えた人を4人ピックアップして結論とします。

 

新谷ゆづみ(しんたに・ゆづみ)さん

小6。ちゃおガールオーディション出身者、それもこれまでさくら学院への転入率が最も高い準グランプリ受賞者です。確率的にはいちばんありうるかなと思います。

近藤伶南(こんどう・れいな)さん

小4。特にこれといった仕事は確認できず、また本来なら若すぎる年齢であるにもかかわらず、なぜか更新時に「体重」の項目が消去されていることが気になって、候補にあげます。決まれば史上最年少での転入となります。

田口乙葉(たぐち・おとは)さん

中1。言わずとしれた2014年度卒業生・田口華さんの実妹。すでにいくつも実績のある彼女ですが、レギュラーだったテレビ番組「キッチン戦隊クックルン」のキャスト変更があり、華さんが卒業し(学校を模した育成システムであることを重視し、姉が在籍しているあいだはあえて入れなかった可能性もあるのではという読みから)、さらにおそらくはいれる年齢の上限である中1であることを考えあわせると、転入のタイミングはここしかないかなと。

(2014年度卒業式でのプロレス同好会のパフォーマンスを観た身からすると、華ちゃんから莉音に差し出したベルト(=さくら学院の伝統)を、今度は莉音が乙葉ちゃんに渡すような展開があったら胸熱だなと思います。たしか乙葉ちゃんプロレスに興味はなかったはずだけど)

岡崎百々子(おかざき・ももこ)さん

中1。最後のひとりは悩みました。そこでふと思いついたのが、コンビでのパフォーマンスを重視するさくら学院では、乙葉さんと対になる中学1年生をもうひとりここで入れないと、最終学年になったときの人数が偶数にならないということです。そこで同級生を探したところ、候補として残っているのが彼女だけでした。「得意なこと」としてダンスをあげていますし、ぶっちゃけスチール写真で見たかぎりではいちばん好みのお顔だったので候補としました。

 

だらだら書いてきましたが、2015年度転入生の個人的予想は「田口乙葉・岡崎百々子・新谷ゆづみ・近藤伶南」の4名でファイナルアンサーとします。

 

最後は結局思いっきり主観で選んでしまいましたが、さて、正解はどうなるか……? すべてが明らかになるのは5月6日(正確にはその直前に公開される入学試験動画)で!